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23歳、すてきな30代になりたくて。

23歳、社会人2年生。いつまでも女の子ではいられない。すてきな30代を迎えるための準備を、はじめました。

住まいコラム その1: 分譲賃貸マンションに住むということ

わたしの現在の住まいは、分譲賃貸マンションだ。

分譲賃貸マンションというのは、分譲マンションを賃貸に出した物件のこと。

ちなみに、分譲マンションとは、マンションの部屋を一部屋ずつ販売しているマンションを指す。つまり、1棟のマンションでも部屋ごとに所有者がちがうのだ。一般的に、「マンションを買う」と言った時のマンションが、これに当たる。

 

そこでもう一度立ち返ろう。

分譲賃貸マンションに住むというのは、どういうことだろうか。

まず、わたしの部屋には「所有者」がいる。仮に、住田さんとしよう。

わたしは住田さんから直接この部屋を借りているわけではなく、間に管理会社が立っている。これを、「貸主」という。仮に、住まい株式会社としよう。住まい株式会社は、このマンションの中でも、住田さんの所有している部分の管理をしている。具体的に言うと、マンションの「専有部分」、つまり部屋の中だ。

くわえて、マンションには「共有部分」が存在する。エントランスや、廊下、エレベータ―、それにベランダだ。(そう。専有部分に思えるベランダは、共有部分なのです。)この共有部分を管理する会社ももちろん存在する。仮に、株式会社ウェルリビングとしよう。

 

わたしと住田さんの間にこれだけの利害関係者がいるということは、それだけマージンが発生していることを意味する。

 

これを概算してみると、

わたしが月々住まいに支払う料金・・・70,500円/月

そのうち、

管理費(=株式会社ウェルリビングに支払う額)・・・6,000円/月

賃料(=住まい株式会社に支払う額)・・・64,500円/月

 

住まい株式会社の取り分を2割とすると、賃料のうち、

住まい株式会社の取り分・・・64,500円×20%=12,900円/月*1

住田さんに支払われる分・・・64,500×80%=51,600円/月

 

さらに、住田さんがローンを支払っているとして、30%の利益*2を得るように価格設定しているとすると、

住田さんが支払うローン・・・51,600円×70%=36,120円/月

住田さんのポケットマネー・・・51,600×30%=15,480円/月

 

ということになる。

ここで読み取れることは2つ。

  1. わたしの部屋の実質的な価値は、36,120円/月ほど。もし同じ価値の部屋をローンで買ったとしたら、月々の支払は賃貸の約半分に抑えられる。*3
  2. わたしは、どこぞのおじさんのポケットマネーを律儀に支払い続けている。

ということ。

1つ目の気づきは、希望である。

もしマンションを購入するなら、月々の支払いを今より低く抑えて、おなじくらいの質の部屋に住むこともできるし、今と同じだけ払って、もっといい部屋に住むことができるかもしれない。どっちに転んでも、良いことしかない。

2つ目の気づきは、わたしの反骨精神を刺激する。

この世の中には、持てる者が持たざる者を搾取する構図がある。いつの時代もそうだった。たいていの場合、持てる者は老いていて、持たざる者は、若い。一見すると、若者は弱い。だが、我らの唯一の武器である若さは、賢く使えば最強の武器になる。

人より早くからコツコツお金を貯めたり、投資に回したり、ローンの支払いをして、先回りして苦労をしておけば、人より早く、それも気力と体力が残っているうちに、それなりの物が手に入る。個人の人生のことだから、人と比べたところで仕方がないのだけれど。

ともあれ、この「搾取されている」という境遇から、一刻も早く脱出しようという気持ちを、より一層強めたのでした。

 

 

それにしても、こんな小娘から月々7万円もの大金を巻き上げて、大の大人たちが各々少しずつ懐を温めているなんて、資本主義社会というのはせこい場所ですね。

*1:わたしがこの部屋を借りる際に、不動産屋さんに「住田さんの取り分はどれくらいですか?」と尋ねたところ、「だいたい80%くらいでしょうね」とのことでした。

*2:わたしがこの部屋を借りる際に、「住田さんってどんな人なのでしょう?どうしてこの部屋を買ったのでしょうか?」と不動産屋さんに尋ねたところ、「おそらく中高年サラリーマンの投資目的でしょう。この部屋を買う名目でローンを組んで、ローンの支払いに加えて利益が出るように家賃の価格設定をしているはずです。こういう資産運用の仕方はよくありますよ。」とのことでした。どこぞのおっさんのポケットマネーをわたしのお給料から払っているというのは悔しいけれど、この経験のおかげで、一つ世の中の仕組みを学ぶことができました。

*3:もちろん、月々の支払はローンの種類によるし、マンションを購入した場合、修繕積立費など別の費用がかかってきます。これはあくまでも、目安としての計算です。