23歳、すてきな30代になりたくて。

23歳、社会人2年生。いつまでも女の子ではいられない。すてきな30代を迎えるための準備を、はじめました。

第5話 マネー美人のための資産形成セミナーに行ってきた

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これまでマンション購入にまつわる記事を書いてきましたが、今日はちょっぴりテーマを変えて、資産形成セミナーに行ってきたお話です。

参加したのはこちらのセミナー↓↓

女性限定!「マネー美人のための資産形成セミナー」のお知らせ - 投資信託協会

 

それにしてもマンション購入といい資産形成といい、「女性のための」「女性による」イベントが多いですね。我々働く女性は、どうやら上客と見なされているようですから、堂々と街を闊歩しましょう。

 

さてこのイベント、会場に到着してもらった資料がこんな感じです。

 
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なんやこいつら、投信の回し者か、と思いましたね。そして実際にそうでしたね。登壇者は生活経済ジャーナリスト兼FPの和泉昭子さんと大和投資信託の宮澤佐央梨さん、そしてモデレーター役に日経WOMAN編集長の安原ゆかりさん、一般社団法人投資信託協会が協賛でした。

この顔ぶれをみると、日経WOMANという媒体が、投資信託業界と読者コミュニティを結び付けているという構図があるんですね。やはりメディアって、力持ってますね。

そんでもって、長期の資産形成目的の投資信託では莫大なお金が動いているから、表参道駅直通のこんなに良い会場で、参加費無料でイベントを行えるのですね。マンション購入にしても投資にしても、マーケティングに乗せられていることを自覚しつつ、利用できる部分は利用して、盗める手口は盗みましょう。

 

さて、本題。このセミナーで学んだことは、

年金問題を、直視しよう

②やはりNISAをやるべきだ

確定拠出年金(iDeCo)を始めよう

の3点です。順に見ていきましょう。

年金問題を、直視しよう

 今回のセミナーのメインテーマは、ずばり、「年金問題を直視しよう」でした。2020年以降は日本の人口が減少に転じ、年金制度を維持するのがますます難しくなってゆきます。毎月まじめに天引きされていますが、もらえる額は多くても今の8割、悪くて6割程度。それに、わたしたちゆとり世代が高齢者になるころには、年金をもらえる年齢が、75歳とか80歳になっていることも大いに考えられます。

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こちらは、厚生労働省国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し(平成26年財政検証結果)の抜粋なのですが、2040年頃の年金給付額は、現役世代の50%くらいの所得になるそうです。(ちなみに現在は62.7%)

わたしたち働くゆとり世代にとってはとんだとばっちりですが、文句を言っても、年金の支払い拒否をしても仕方がないので、これに対処する方法を考えてゆきましょう。

対処する方法は、

  • 自分の老後資金に、いくら必要なのか試算する【目標設定】
  • 積み立て投資などの資金計画を立てる【アクションプラン策定】
  • 実行する【えぐぜきゅーしょん!】

はい。受験勉強と一緒ですね。仕事とも一緒ですね。

 一般的に、老後資金には夫婦で3,000万円必要だと言われています。なので、とりあえず自分一人分の1,500万円をゴールとしておきます。(本当は、一般論ではなく自分の場合はいくら必要なのか、きっちり試算した方が良いですよ。)*1

では次に、

やはりNISAをやるべきだ

目標を設定したところで、次に考えるのは手段です。老後資金1,500万円をどうやって手に入れれば良いのかというと、このご時世、金利も低いものですから、貯金よりもNISAやiDeCo(個人向け確定拠出年金)で節税しながら資産を増やしてゆくのがお勧めとのこと。

NISAで活用できる主な金融商品

ですが、投資初心者やこつこつ積み立ててゆくタイプの人は、投資信託ETFREITがおすすめ。個別株式は価格の変動が激しく、また単価が大きいため、100万円の枠内に収まりきらないこともあるためです。

そういうわけで、

  • まずは始めてみることが大事。

投資を始めると、もちろん良い時も悪い時もあります。今まで貯金しかしてこなかった人にとって、元本割れのリスクを取るのは大きな一歩になるでしょう。それでも、着実な運用を長年続けてゆくと勘がついてきて、損をしないようになってゆくのだそうです。

わたしの場合は、「30代になったときに素敵な大人の女性でいたい」という目標があるので、まずは少額から始めて、20代のうちに小さな失敗を経験しておいて、30代からが勝負だ、と思えば、始めの一歩を踏み出す勇気が出てきました。

ちなみに、

  • 3%の利回りなら、そんなにリスクを取らなくても目指せる
  • 債券と株のバランスの良い商品は価格の変動も少なく、長期保有に向いている。

とのことです。

ただし、お金持ちでリスクを取れる人は、NISAの枠で株をやって、非課税のメリットを最大限生かすというのも手だそうです。

飲み会一回分のお金を投資に回す感覚で、月に5,000円から始めてみよう、という気になりました。

 

確定拠出年金(iDeCo)を始めよう

iDeCoってなんやねんという人も多いと思います。こういう時は専門家に頼りましょう。モーニングスター[個人型確定拠出年金(iDeCo)の総合ポータルサイト]によると、

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、基礎年金(1階部分)、厚生年金保険(2階部分)などの公的年金に上乗せして給付を受ける私的年金(3階部分)のひとつです。2017年1月から専業主婦(夫)、公務員を含め、基本的に60歳未満の全ての成人が利用できるようになります。掛金を60歳まで積み立て、60歳以降に積立金を取り崩して給付を受けます。受け取る額は運用成績によって変動します。f:id:copal:20161010211716g:plain

 

NISAと並んで、運用益には非課税。加えて、掛け金が全額所得控除なのです!

zuuonline.com

 掛け金の全額所得控除については、こちらのサイトの説明が分かりやすかったので引用します。

例えば課税所得が600万円の人が毎月2万円積み立てた場合、年間24万円全額が取得控除され、所得税・住民税と合わせて7万2000円軽減される。民間の個人年金保険料も所得控除ができるが、年間24万円支払った場合は、所得税は4万円、住民税は2万8000円しか所得控除されず、1万800円の節税効果しか得られない。iDeCoは加入者によって掛け金に上限が異なるが、全額が所得控除されることは大きなメリットであろう。

もし、上記の課税所得600万円の人が毎月の掛け金2万円を貯金に回した場合、600万円の所得から、所得税と住民税を引いた額から2万円ずつ積み立てることになります。(【600万円-(600万円の所得に対する所得税+住民税)-2万円】が手元に残ります。)

でも、iDeCoを使えば、600万円の所得から、先に掛け金の2万円を先に引いて、残高の598万円から所得税と住民税を引かれます。(【(600万円-2万円)-(598万円の所得に対する所得税+住民税)】が手元に残ります。)

何てお得!と思ったでしょう。この免税措置、どう見たって政府がiDeCoを推進していることが明らかです。利用しない手がありません。

ちなみに来年から月額2.3万円から積み立てを始めた場合、掛け金だけで

2.3万円/月×12カ月×36年=993.6万円になります。

掛け金だけで60歳になった時に1500万円を得るには、

1500万円/(12か月×36年)=3.47万円/月ずつ積み立てる必要があります。

今から始めておけば、老後資金を用意するのも、そんなに難しくないですね。それに毎月少しずつでも老後資金を積み立てれば、精神衛生上とても良さそうに思えます。

とはいえiDeCoの最大の特徴は、60歳まで引き出せないということ。引き出せないということは、確実に貯まるということでもありますが、自分の資産の中でiDeCoが占める割合が高くなりすぎて、必要なときに必要なお金を引き出せないという事態は避けたいもの。まずは、3000円とか5000円とか、負担にならない金額からはじめるのが良さそうです。

 ここまで、NISAやiDeCoの紹介を通じて、投資を始めるのが良いということはよく分かったと。では、実際にどういうものを買ったらよいの?という時には

ラップ口座のサイトでポートフォリオ診断しよう!

theo.blue

wrap.rakuten-sec.co.jp

最近、この手のラップ口座が増えて来ていますよね。ラップ口座のラップとは、wrap(包む)のこと。色んな金融商品をひと包みにして、証券会社に運用をまるっと任せるサービスです。最近では、AIがポートフォリオ作成から運用までやってくれるということで、話題になっています。 

で、何が良いかというと、幾つかの質問に答えるだけで自分の考え方に合ったポートフォリオを作成してくれるのです。

※こちらはみずほ証券のものf:id:copal:20161010215111p:plain

apl.morningstar.co.jp

なので、このへんの結果を基に、自分で金融商品を組み合わせて運用するのがお勧めなのだそうです。(ラップ口座は手数料が割高になってしまうため)

 自己責任社会への移行

 今回のセミナーに参加して強く再認識したのは、日本が完全に、「自己責任社会」に移行しているということです。政府が「みなさんの老後まで世話を出来ないので、自分で何とかしてください。そのための制度は整えます」と言っているのです。福祉を放棄されてしまいました。

それでも、わたしはこのタイミングで社会人になる世代に生まれてラッキーだと思います。社会人としてのスタート時点から、「自己責任社会」のルールを刷り込まれているのですから、それを当然のこととして受け入れられます。それにわたしたちは若いので、この先の人生の「長い時間」を最大限に生かして、このゲームを乗り切っていけるように思います。

これがもう少し上の世代だったら、「会社が一生面倒を見てくれる」「国が何とかしてくれる」という価値観から、「自分で何とかしなさい。誰もあなたの面倒は看ません」という価値観に転換するのはとても難しいのではないかと思います。現実を直視できないのではないかと思います。

わたしたちの世代は、幸か不幸か、物質的に豊かだけれど、希望の無い時代に生れ落ち、それを当然のこととして育ってきました。だから堅実です。悲観さえしなければ、賢く生きるポテンシャルがあるはずです。

あとはこれ以上医学が進歩しすぎて、平均寿命が「伸び過ぎない」ことを祈るのみですね!

 

そういうわけで、次回への宿題は、

  • わたしに合ったポートフォリオを作成
  • どの銘柄がいいか決めて、今度こそNISAをはじめよう!
  • わたしに必要な老後資金を計算してみる
  • 確定拠出年金の仕組みについてリサーチ

ですね!それぞれ宿題が終わったら、進捗状況をレポートしますね。

*1:老後の必要資金のシミュレーションをしてくれるサイトを見つけました。参考程度にどうぞモーニングスター [ 投資スタイル診断 ]